変形性膝関節症の症例②「膝の曲げ伸ばしが困難になり正座が出来なくなった症例」

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

48歳女性

主訴

月始めに膝を伸ばす動きが痛くなり整形外科を受診

膝の変形があると診断されたが治療はしてくれなかった

元々正座が出来ていたのが出来なくなり腰や足首まで痛くなってきた

ゴール設定

前のように正座が出来るようになりたい

初回施術

検査で原因を「頚椎1番」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・膝関節の調整

・骨盤の調整

 

必要な施術回数は6回と伝え、日頃からやっている体操はしないように指導

3回目の施術(14日後)

腰は同じ姿勢をとり続けなければ楽

膝は立ち↔座りの動作でまだ痛みあり

足のむくみとスネのハリが気になる

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・膝関節の調整

・左肩鎖関節の調整

 

立ち方・ストレッチの指導

 

4回目の施術(21日後)

腰の痛みは大丈夫

正座は少し出来るようになってきたが痛みはある

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・膝関節の調整

・仙骨4番の調整

 

床に座らないように指導

6回目の施術(42日後)

痛くなく正座が出来るようになった

まだ少し硬さは感じる

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・膝関節の調整

頚椎1番の調整

 

施術はこれで終了

考察

正座が出来ない理由として膝だけでなく背骨や骨盤の硬さも影響しています。

頚椎のズレは他の背骨への影響が大きくどんどん関節を硬くしてしまっていた。

原因を特定できれば痛みだけでなく動作も改善できます。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家