野球肩の症例③「草野球を始めたが肩が痛くて思うように投げられない症例」

患者

23歳男性

主訴

学生時代に野球をしており、社会人になって草野球チームに参加するようになった

内野の守備で送球するのに痛いのと思うように投げられない状態

現在はあまり投げなくて良いポジションを優先的にやらせてもらっている

学生時代に一度肩を痛めておりしっかり治さなかった

 

来院

2017年7月

症状が改善したらしたい事

痛くなく投げられ送球ミスを無くしたい

初回施術

全身の検査を行い

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・右肩石灰化の調整

 

野球は続けても大丈夫だが痛い動きはなるべくしないように

 

2回目の施術(7日後)

肩が軽くなったような感じはした

投げた時の痛みは変わらない

 

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・下顎骨の調整

 

下半身のストレッチ指導

 

3回目の施術(7日後)

投げた時の痛み100→30くらいになった

特定の角度で投げるといたいところがあった

 

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・頚椎1番の調整

 

肩のインナーマッスルのストレッチとエクササイズの指導

 

4回目の施術(14日後)

肩の痛み100→5

肩が動くようになり今の状態にまだ慣れてない感じがある

 

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・右肘関節の調整(←今回の症状の原因

 

これなら痛くなく投げられるとのことなので治療は卒業、様子を見ることに

 

投げる動作は肩だけでなく肘も連動して動いています。

肘の可動域に制限が掛かることで肩に影響して投球時に問題が出ていたケース。

肩や肘でなく全体の問題まで整えることで今回の症状が改善した。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家

「巡り整体院」南浦和の自律神経専門院