オスグッドの症例①「バスケをしていて走ると両膝が痛くなる症例」

患者

11歳男性

主訴

週4回バスケットボールをしている

1か月前から両膝の下に違和感を感じていたがだんだんと痛みが悪化

右膝の方がより痛みが強い

走ったり、急に止まる動作で激痛

膝をかばって左足首にも痛みを感じてきた

来院

2018年4月

症状が改善したらしたい事

ちゃんと運動がしたい

初回施術

全身の検査を行い

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・右膝蓋腱の調整

 

運動はしばらく休めるとのことで少しの間運動をしないように指導

2回目の施術(4日後)

走ったりしていないのであまり痛くはない

階段でつま先から接地すると痛みを感じる

 

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・頚椎2番の調整

 

あと2週間休んでもらいそこから少しづつ運動を再開してもらう

立ち方・歩き方・座り方の指導

3回目の施術(22日後)

無理をしない程度で運動をしていてダッシュ動作・ジャンプ動作で痛み

歩いていてもたまに痛みを感じるときがある

 

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・両ヒラメ筋の調整

 

ジャンプ動作・ダッシュ動作をしないように指導

4回目の施術(26日後)

運動後半にかけて少し痛みを感じる程度

両足がキューっとなる感じがする

 

・全体のゆがみを整え巡りを良くする

・尾骨3番の調整(←今回の症状の原因

 

これで体の問題は取れているので制限なしで運動をしても大丈夫

また少しでも違和感を感じたら来院してもらうように指導

 

オスグッドは体のバランスが崩れた状態で運動を続けると起こりやすいです。今回はこのバランスの乱れは尾骨のズレが原因で特に前後の重心が崩れてしまったと考えられる。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家

「巡り整体院」南浦和の自律神経専門院