パニック障害の症例④「動悸とめまいが交互に出る症例」

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

45歳女性

 

主訴

生活を送っている中で急にパニック症状が起こった。

日によって動悸・息苦しさとめまいが起こり抗不安薬を飲んでなんとか生活を送っている。

薬が無いと電車には乗れない状態。

 

ゴール設定

薬を飲まず電車に乗りたい

普通に生活したい

初回施術

検査で原因を「蝶形骨」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頭蓋骨の調整

・頚椎1番の調整

 

必要な施術回数は5回伝え、日常生活の過ごし方を指導

 

2回目の施術(前回から7日後)

症状が少し軽減した

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頭蓋骨の調整

・頚椎3番の調整

 

舌の位置を指導

 

4回目の施術(前回から7日後)

自己採点で40~50点

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頭蓋骨の調整

・骨盤の調整

 

発声指導

 

4回目の施術(前回から15日後)

状態はまだ不安定だがいい時もある

いい状態のときは電車に乗れそう

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・内臓の調整

蝶形骨の調整

 

治療はこれで終了、3週間様子をみていただいて不調を感じたら再度来院してもらうよう伝える

その間は腰を回すように指導

 

考察

普通に生活しているだけでパニックが起こることがある。これは急に起こったのではなく普段からの体への負担の蓄積が爆発してしまったということが考えられる。

多くの場合自分の不調にはなかなか気づけないので気づくころにはとてもつらい状態になってしまっているケースがほとんどです。

特に頭蓋骨のずれなどは注意が必要になってきます。

 

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家